6年算数 分数のわり算の「あまり」
『2と5分の1Lの牛乳を5分の2Lずつビンに分けていくと、どうなるかな?』
「わり算だ!」「2と5分の1わる5分の2」
「計算すると、5と2分の1。5本のビンと、余りが2分の1Lかな。」
「でも、2分の1L余るなら、もう一本取れるよ。」
「検算すると、答えが違うよ」
・・・そこで図を使って答えを求めました。・・・余りは5分の1Lとわかりました。
『どうして式の余りが2分の1なのに、余りは5分の1Lになるのだろう。』
「そうか、2分の1はリットルではなくて、ビンの2分の1なんだ。」
「だから、5分の2Lの半分で、余りは5分の1Lなんだ。」
教科書の内容を超える問題ですが、分数を考えるときに、2分の1リットルなのか、何かの半分(2分の1)なのかは、多くの子がごちゃごちゃになってしまうところです。自分たちで話し合い、説明し合い、段々と納得していく子が増えていく。あちらこちらで、「えっ、わかんないよ」「だから・・・」「あっ、そうか。」の声。6年1組も6年2組も、今日の算数はそんな時間となりました。